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英国庭師日記(重度自閉症児と暮らすイギリス定住日記)
saien.exblog.jp
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イギリス在住。重度自閉症の長男25才、高機能自閉症の次男21才、健常児?の長女19才、とその父母、2代目犬のモモコ(2018年7月になくなる)達が織りなす人生泣き笑い生活日記。長男は2012年7月に独立。ケアホームに。
by alex_eikoku
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兄の自死
兄が11月30日に亡くなりました。
8歳離れた兄とはあまり仲がよくありませんでした。
特に、父が亡くなった以降ここ4年は連絡を取っていませんでした。
理由は父の遺産を独り占めし、子供の頃から仲良くしてきた親戚とも縁を切るような兄のそのような行動が理解できなかったからです。
何度も対話を試みましたが、その都度思ったような解決に至らず、もうわかり合うことはできないという思いから、自分は兄は亡くなったと思うようにし、そうすることで兄に対する思いを封印してきました。
12月の2日、甥からメールですぐ連絡がほしいとのことで電話をし、その際に近くの団地の14階から飛び降りて死んだと聞きました。
葬儀も終えているとのことでした。
海外に住んでいる事と、今までの関係を考え悩みましたが、年末に帰国し義姉宅に向かいました。
兄は地方公務員で、今年の3月に定年を迎え、その後同じ職場に再雇用となりました。義姉の話では、夏までは元気だったそうですが、それ以降食欲がなくなり、不眠に悩まされ、大好きなお酒も飲めなくなったそうで、心療内科に通うようになり、鬱と診断されました。
姉は休職もしくは退職し治療に専念するように勧めたようですが、兄は「職がなくなる」ことへの不安から薬も飲まずに仕事を続けたようです。しかし、日に日に弱り、休職もやむなくなり、ここ数ヶ月は仕事を休んでいたようです。
一時はろくに食事も取れなかったようですが、亡くなる数週前くらいからは食事も取れるようになり、家族も安堵していたのですが、11月30日の早朝にふらっと家から居なくなり、家族が探しに出かけ、年下の方の甥が見つけたときにはすでに飛び降りたあとだったようです。
自分の中ではもう兄のことは整理をつけていたつもりでしたが、いざ祭壇を見、実際に亡くなったという事実を突きつけられると、悲しみが溢れました。
残された家族のうち姉と年下の甥は憔悴しきっているようで、その甥とは帰国中会うことができませんでした。
義姉も憔悴しきっており、自分が救えなかったという自責の念に支配されているようでした。
唯一、離れて住んで独立している方の甥とは色んな話ができました。
そして、自死の原因が義姉の思っている理由(仕事のストレスと燃え尽きからの鬱)ではなく、これからの生活と金銭的な悩みではないかと聞かされました。事実亡くなる1週間前にはこの甥に向けてメールでそのような内容の連絡があったようです。又、義姉からは縁を切った親戚には連絡するなと言われたのですが、甥からは連絡したほうが良いのではと相談を受け、自分が連絡する旨伝えました。
甥とは今後も連絡を取り合う旨の約束をしました。
たった2日の滞在でしたが、甥以外とはろくに話すこともできず、重苦しい気持ちで帰路につきました。
自分では整理できたつもりで帰国したのですが、帰ってきてからは夢でうなされる日々で、心の奥では整理できていないことに気づきました。
結局なぜ兄が死を選んだのかはわかりません。これからも想像しかすることができません。
この先明快にこの答えが出るとは思えませんが、兄を反面教師として生きてきた自分としては、これからも自分を信じて自分と自分の家族を守ってゆこうと思っています。
#
by
alex_eikoku
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2019-01-06 22:05
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