今日は再検査。
朝タローを散歩に連れてゆくが・・・元気がない。ゆっくり公園を歩く。明らかに衰弱している様子。ウンコだけは昨日と同じ量が出た。腸の炎症は収まりつつある様子。
検査のために朝食抜きで獣医さんのところへ。前回と同じ通り午後に電話しますとのこと。
気になるが仕方がない。タローを預けて仕事へ。(今日は庭仕事が2件入っていたのだ。)
1件目の仕事を終え、お手洗いをお借りして、ちょうどチャックに手をかけたときに携帯電話が鳴った。獣医さんからである。でも・・今まで診て貰ってたセンセではなく、訛りのある女性。
「タローなんやけど、検査のサンプルも取ったけど、リンパの腫瘍がどんどんドン大きくなってきてるし、他のリンパ節も腫れてきたし、腫れからからみてもやはり「リンパ腫」だと思います。ですんで、今日から化学療法を始めようと思いますけど、如何でしょうか?」
へ?昨日の医者は、「調べてみなわからん」いうて、注射1本うってくれへんかったのに、どういうこと?と思うも、タローの今朝の衰弱ぶりもあるので、是非にとお願いした。
2件目の仕事があるので仕事が終わってからPickUPする旨お願いし、5時に迎えに行くこととした。
迎えに行くと獣医さんが明らかに元気になったタローを連れてきてくれた。
話を聞くと、検査のためにサンプルも取り、彼らでも色々調べたが多分リンパ腫だろうということで、今日から治療を開始。ウィスコンシンプロトコルを使い、これから8週間毎週点滴に通うこととなる。また、追加で1日12錠(朝夕)のステロイドタブレットを貰い、これを明日から飲ませてくださいとのこと。また、腸の炎症の薬も貰った。そして、次回の訪問時には検査の結果も確実にわかるでしょうとのことだった。(そりゃそうやろ)
帰ってきてからのタローは「腹減った~!」てなかんじ。昨日まではほんの一握りのチキン歯科食べれなかったのに、今日は缶詰2/3をぺろっと平らげもっと!等という。ヤレヤレ。
おまけにその後はボール遊び・・・てな感じなのでまるで直ったか?と錯覚するほどだが、前進のリンパ節は思いっきり腫れているのでまだまだなのだ。
実際の処、リンパ腫は完治しない。抗ガン剤が効いたなら、しばらくは元気になり今までと同じように生活できるようになるが、いずれは再発。又治療・・・と言う経過をたどる。そして、いつかは抗ガン剤も効かなくなるのだ。
今回タローが受けるキーマセラピー(化学療法)は、比較的リンパ腫には良い結果の場合が多く、9割の成功率で抗腫瘍効果があると言うことなのでということだから、期待してしまうが・・・。
とにかく、この2週間は本当にいろいろなことを考えされられた。
タローがもう「老犬」であるということにあらためて気づき、病気のことも知り、心の生理も少しは出来た気がする。
さてさて、これからはタローの闘病記録をつけ、日々タローと1日でも長く楽しい日々を一緒に暮らせて行ければと、心から願う次第。
さあ、またもあらたな戦いが始まったのだ。
メソメソしてる暇はない。(トホホ)
今朝のタロー。元気ないなぁ。
帰宅後のタロー。右手に注目!