数週間前から根幹治療に通っている。
いつも行くSTAINSの歯医者なんだが、息子が賞をとったとか、なんとかで、どうも儲けに走りがちな雰囲気が最近気になる。
電動歯ブラシの振動が痛く感じるので行ったのだが、今まで見てくれていた医者は息子の嫁さんでこれまた美人でセレブ気取り。技術はいまいちなんだけど、NHSなのと、近所のインド人よりはマシなんで文句も言えない。
この嫁さんがご懐妊ということで、別の医者に見てもらうことになった。
このドクター、クリアーに説明してくれることと、有耶無耶にしない感じなのでいいと思っている。
2週間前から治療を始め、初回は詰め物を削って確認。
曰く神経が・・・死にかけているということで、根管治療に。
その時は深く削って、確認してから詰物をした。
おとといは、根管治療だったのだが、神経が自分の場合3本あるということで、2本は深さも測定できたが、もう1本の出血がひどいということで、今日に持ち越しとなった。
このドクター、病院が一族の経営で、よそ者扱いされているようで、毎回診察室が変わり、看護婦も変わる。
看護助手ができる人な場合はいいのだが、今日のインド人助手は慣れていないようで、彼女の支持にも戸惑うことばかり。
とにかく手際が悪いようだった。
こっちは口を開けて根診察台で目を閉じているので音のみしかわからないのだが、途中神経の深さを図る機器を他の部屋の助手が取りに来た。
しかし、ドクターは「今鈴木氏を診ているのだから、待って」という。
でも、先方はさもあっちが優先とばかりに圧力をかける。
しかし・・・彼女は譲らずに自分の治療を優先させた。
また、神経のところにプラスチックのようなものを詰めて、その蓋をする際の薬剤の選択も、彼女は「@&*」と指定し、他の看護婦が「うちではこれを使うのよ」みたいなことを行っても、「それはおかしい」と譲らなかった。
助手は仕事も満足にできないくせに、捨てぜりふを吐いたり・・・と、ほんと、なんかたまらん雰囲気やった。
でも、ドクターは一貫して自分の治療法にこだわった。おそらく、彼女のそれがスタンダードなのだろう。
3ヶ月後に予約をとって、クラウンを。と言われたが、それまで彼女がいてほしいと心から願った。
ぶれない、折れない。
なんか、心が洗われたような気分を味わった。